Gentoo/Linuxはなぜ難しい?


Gentoo Advent Calendar 2016 の3日目の記事です.

この投稿では,あなたが「Gentooは難しそうだから…」とGentooを敬遠してしまう理由と,その解決策を提示します.おそらくGentooが難しいと思う理由は,「インストールが難しい」「運用が難しい」「問題解決が難しい」の3つに分かれています.

img_20160706_004638

 

1.インストールが難しい:初心者向けマニュアルを利用しよう

Gentooには便利なインストーラは付属していません.そのため,あなたが適切なパーティション構成,ファイルシステム,カーネルコンフィグ,その他パッケージを選択してシステムを作らなければなりません.確かに,これははじめてGentooを触る人には大変高いハードルです.しかし,現在Gentooを使っている人も最初はこれらが分からなかったはずです.私自身もそうでした.

Gentooのインストールは確かに様々な選択を迫られますが,基本的にインストールマニュアル(日本語版)英語版もおすすめ)に沿って作業すればなんとかなります.ただし,はじめてのインストールでは知らない情報に何度もぶち当たりますし,一般的/典型的な設定が分からないので,調査と選択の繰り返しに2-3日かかるかもしれません.

このような状況を回避すべく,「はじめてのインストール手順はこれ!」というマニュアルが公開されています.この記事の通りに進めていけば,はじめての人でも1日でインストールできるでしょう.

 

2.運用が難しい:パッケージ更新は定期的に実施しよう

確かに,更新をサボっているとパッケージの依存関係が複雑化し,手動での解決を迫られます.しかし,週1回程度パッケージを更新していれば大きな問題にはなりません.そもそも,定期的にパッケージを更新しないとセキュリティリスクも高まるので,普通に運用していれば大きな問題にはならないはずです.

もちろん,更新をサボって依存関係を複雑化させ,それを解決するエクストリームスポーツを楽しむ人もいるかもしれません.しかし,やはりリスクが大きいのでおすすめしません.

dsc_0164

 

3.問題解決が難しい:エラーメッセージを英語で検索しよう

Linux環境でなくても同じだと思いますが,ある程度運用していると何かしらの問題が発生します.これは,ソフトウェア更新に伴う機能変更だったり,新規ハードウェアの導入や入れ替えに伴うドライバの不整合だったりしますが,落ち着いて問題を特定すれば大きな問題にはなりません.

基本的に,ソフトウェアは代替が存在しますし,ハードウェアは適切なカーネルモジュールをビルドすればだいたい動きます.Google検索すればだいたい先人が利用していて,必要なカーネルオプションも提示してくれています.日本語で検索して適切な結果が出てこなくても,英語で検索すればだいたい欲しい情報がヒットします.

「エラーメッセージでGoogle検索できるかどうか」「英語で検索できるかどうか」が肝心です.逆に言えば,英語が読めないと問題解決が難しい場合もあります.不安な場合は日本語情報が豊富なUbuntuを使うのも選択肢の1つです.一方で,Gentooを使えば英語の利用を強いられるので,英語力が向上するかもしれません.エラーメッセージを英語で検索できれば問題解決能力は飛躍的に向上しますので,Gentoo/Linuxのインストールと運用にチャレンジ,いかがでしょうか.

 

 

広告欄

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です