ThinkPad T450sでdocomo系MVNOネットワークに接続する(Gentoo/Linux)

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ThinkPad T450sの右側面にはSIMスロットが搭載されています.日本発売モデルにはWWANカードが付属しないため,SIMを挿してもインターネットにはつながりませんが,WWANカードを購入して接続すれば,テザリング不要でインターネットに接続できます.以下では,Gentoo/LinuxでWWAN接続する方法を紹介します.

t450s-sim-slot

利用可能なWWANカードについて

LenovoのProduct Specifications (PDF) によると,T450sは下記2種類のWWANカードに対応しています.

  • Ericsson N5321: HSPA+ 21Mbps/GSM/GPRS/EDGE, GPS
  • Sierra Wireless EM7345: Intel 4G LTE/HSPA/GSM/GPRS/EDGE, GPS

ただし,LTEが利用できるEM7345に関しては,Sierra Wirelessの製品リリースページに以下の記載があります.

The new modules support LTE networks worldwide, with the AirPrime EM7340 supporting LTE in Japan and the AirPrime EM7345 supporting LTE networks in the rest of the world.

すなわち,EM7345は日本のネットワークで利用できません.技術的には利用できるかもしれませんが,日本の技適を通過していないため,国内で利用すると電波法に抵触する恐れがあります.同時にリリースされたEM7340は国内利用可能ですが,残念ながらT450sには非対応です.本記事では,技適通過済みのEricsson N5321を使ってインターネットに接続します.

 

注意事項

個体によってはWWAN用のアンテナ線が内蔵されていないことがあるようです.WWANカードを購入する前に,自分のThinkPadに無線LANとは別にWWAN用のアンテナ(赤,青)があるか確認しましょう.

 

本編はここから

CONFIG_USB_ACMCONFIG_USB_WDMCONFIG_USB_CDCETHERを有効にしてカーネルを再構築します.新しいカーネルで再起動するか,作成されたモジュールをロードすると,/dev/ttyACM[0-2]および/dev/cdc-wdm[0-1]が出現するはずです.

接続にはwvdialコマンドを利用します.設定は/etc/wvdial.confに次のように記載します.

上記はIIJmioとSo-net 0SIMの設定例です.その他のMNO/MVNOに関しても,APN,Username,Passwordを設定すれば接続可能です.

wvdial <dialer_id> でネットワークに接続します.実行にはroot権限が必要です.

おめでとうございます!モバイルネットワークに接続されました!

 

参考リンク

 

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